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目玉焼きでもつくろうか

卵焼きと目玉焼き、どっちが好きかときかれたら?

ぼくは目玉焼きが好きなんだが、カノジョにはそれが不満だったらしい。
つまり、目玉焼きはフライパンに卵を割り入れればそれでおしまい。
ところが卵焼きは味つけがたいせつで、作る人の好みによって様々な味になる。厚み、焼き具合、卵のみというシンプルなものからネギなど様々な具をいれたものまで、いろいろ。
そこが作り手の腕のふるいどころとなるわけだ。
なるほど。
たしかに、目玉焼きだとポイントは黄身の固さくらいとなる。
というわけで、ぼくは素直にカノジョに「まいりました」と頭を下げたのだが……。

卵焼きはどこから切っても同じだ。いわば縦・横・斜めの金太郎飴。
しかし目玉焼きは白身の部分、黄身の部分、白身のまわりのちょっと焦げた部分、とそれぞれに味わいが違う。柔らかめの黄身をつぶして食べる、黄身だけを残して一気食い、とか、食べ方は目玉焼きのほうがはるかにバリエーションに富んでいる。
とくに意外な伏兵なのが白身のまわりの焦げ目で、これがあるとないとではその目玉焼きの価値がぐっと違ってくるのである。はい、ぼくはこの、白身がわずかに焦げてレースのようになった部分が大好きなのです。

ところで、
テフロン加工のフライパンを使っている。炒めものが焦げないのはとてもいいのだが、ちょっと困ったことがある。
目玉焼きのまわりが焦げないのである。いっそ焦げ目がつくまで火を消さないでおこうとも思ったが、そうすると黄身が固くなってしまう。う~ん……。
「便利の陰に不便あり」とでもいうべきか。


ずっと前『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(監督:ボブ・ラフェスソン)という映画を観た。
冒頭、刑務所を出てきたフランク(ジャック・ニコルソン)は、小さなドライブインにはいって、食事を注文する。コーヒー、目玉焼き、パン。
彼は目玉焼きの黄身をフォークでかき回してぐちゃぐちゃにし、パンをコーヒーにひたしてがつがつとむしゃぶりつく。
このシークエンスだけで、フランクが下層階級の出である、ということが十分に表現される。とても印象的なイントロダクションだった。
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